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ゲーム開発ブログ。

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催眠遊戯発売一ヶ月!

 ということで、おくとぱすさんと「催眠遊戯」について、振り返ってみたいと思います!
 もちろん、スタッフィングさんには許可を出していただいてますので。

 おくとぱす、HAREの対談(のようなもの)に、お付き合いいただければと~。


おくとぱす(以下『お』)
「一ヶ月、あっという間でしたねえ」

HARE(以下『H』)
「ですね。あっという間でしたね」



○売れ行きと反応について

H「ありがたいことに、想像以上の反応でしたね」

H「追加生産(……といっていいのか)も4回目までいきましたし。一重に内容を気に入ってくださった方々のおかげですね」

お「みなさま、本当にありがとうございます」



○催眠シーンについて

お「体験版の時からそうだったのですが、催眠誘導部分を高く評価してくださる人が多くて、嬉しいです」

お「前作『催眠実験』でも、誘導シーンを割とじっくりやって、肝心のHシーンにたどりつくまで時間がかかりすぎる、本番やったと思ったらもう終わりなど色々言われたものです。ご不満の方には申し訳ないです」

お「こういうのも何ですが、正直、商業化したのに『催眠実験』よりさらに誘導シーンがパワーアップしてしまって、長いとかたるいとか言われるのは覚悟していました」

H「そうですね。導入部分については、最初から、そう指摘されるだろうなと話しあっていましたし」

お「やらせていただいて、本当に感謝しています」

お「差分も、目を閉じる、開く程度じゃない、尋常ではない量のものを指定し、また描き、塗っていただきまして、各方面に多大なご迷惑をおかけしました。あらためておわびいたします」

お「これまで、ここまでやったものがなかったので、本当に怖かったのですが、反応がよくて胸をなでおろしました」

お「ただ、本音を言わせてもらうと、リアル催眠では、誘導ってのはもっとじっくりやるものです。作中の描写はあれでもけっこう簡略化してます。『あれでも』かなりはしょってるんです」

H「なるほど。実際はどんな感じなんですか?」

お「たとえば、前に僕が直接拝見した、とある術師さんが初心者に教えていたやり方だと……」

お「目を閉じさせ、深呼吸した後、(穏やか、ゆったりした声で)『……イメージしてください。あなたは今、大きなビルの、長ぁい廊下を歩いています。廊下を歩いていった、突き当たりに、エレベーターがあります。ドアが開いて、あなたはそれに乗りこみます。エレベーターは今、30階を示しています。ドアが閉まり、エレベーターが降り始めます。29階……28階……ゆっくりと、エレベーターは降りていきます。27。26。降りていきます、降りていけばいくほど、あなたはより深くリラックスしていきます。25。24……23……ゆっくり、降りていきます。22。降りていけばいくほど、体の力は抜けて、ゆったり、静かな気持ちになっていって……21……20……19……18……そう、どんどん抜けていく……』以下略、こんな調子で1まで全部数えて、1階でドアが開くと『そこは真っ白な世界、あなたは真っ白な中に入っていきます……』と続けていきます」

お「実際は、このくらいじっくり――それこそ30分から1時間ぐらいかけて相手を深いリラックスへ導いていくものなのですが、ゲームでその通りに再現するのはさすがに厳しいので、それは断念し、相当早く、深いトランス状態へ入るように描写しています」

お「それでもまだ、通常のゲームではありえない分量のテキストを、誘導シーンだけで使わせていただいていますが……」

H「まあ、あそこは今回のこだわりポイントとして、外せない部分でしたし(笑)」

お「そこが気に入った、ドキドキしてくれた、えろかったと言ってくださる方が多くて喜んでいます」

お「特に嬉しかったのは、これまで催眠状態に入れなかったという人が、催眠遊戯をプレイした後にやってみたら初めて経験できた、という感想を書かれておりまして……リアル系催眠フェチとして、作者冥利に尽きるというものです」

お「もちろん、上級者になるともっと手早く催眠状態に入れることができるようになりますし、瞬間催眠なんてのも実際にあるのですが、今回の主人公、浦河柳も初心者なので、それはやらせないようにしました」



○各シーンについて

お「催眠でやらせること、プレイ内容については、変な動作をしてしまう、というものがリアルで見るとけっこう面白いのですけど、一枚絵で描くのではどうしても面白みを出しづらいので、あまり使いませんでした。アダルトゲームである以上、かなりHなものでないと採用しづらかった、というのがあります」

お「後半で展開される、催眠術ショーのシーンは、まあみなさまにも色々感想はあるでしょうが……」

H「あそこはいただいた感想でも、意見の分かれているところでしたね~」

お「催眠フェチとして、10年以上前からぜひ一度はやってみたいシチュエーションだったので、大満足です」

お「さすがに、Hシーンというわけでもないのにあの人数を描いていただくのは負担が大きすぎるので、今回お願いしたさよりさんにも、あるいは自分が他のMCものゲームでお願いする原画家さんに対しても、もう依頼することはないと思います」

お「もちろん、多数のご要望があれば別ですが……w」

H「今回は、かなり、原画のさよりさんが、がんばってくださったので、色々と挑戦できた、というのもありますね」

お「本当にありがたかったです。もうしませんので許してください(汗)」

H「やれるならやりたいですね(笑)」

H「今回は、文章、彩色、システム他、かなりご好評いただけたのは嬉しかったです。もちろん、反省すべき点や、こうしておけばよかった、ということはたくさんありましたが……」



司会者「ではそろそろ、各キャラクターについてのお話をうかがいたいと思います」

→Bパートへ続く!
  1. 2012/11/26(月) 20:49:27|
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