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「催眠遊戯」発売1ヶ月対談、Bパート


 ということで、Aパートの続きとなります~。
 実は、結構リアルタイムでやっていたります。予想外に長くなりました。お付き合いいただければとm(_ _)m

 では、続きです。



○キャラクターについて

・浦河柳

司会「ではまず、主人公、浦河柳についておうかがいします」

お「浦河柳は、いいやつなんかじゃないですね。人畜無害ではありますが、全然いい人でも善人でもありません。そういう風に描きました」

お「力がないからおとなしく無害なのであって、自分が力を持ち他人を好きにできるとなったら、やっぱりついつい外道なことをやってしまう、普通の人間です」

H「善人と悪人として完全に割り切るのは難しく、その間で揺らいでいるのが普通の人ですしね」

お「『催眠実験』の主人公、強靱な自制心を持つ深川一真が例外なのであって、そちらとはその点を区別してキャラを作りました」

H「南無~の人は、たしかに例外っぽかったですね」

お「すでに何人か、その点について言及なさっているレビュアーの方がいらっしゃって、鋭い目を持っている人はいるのだなと思い知らされました」

H「そうですね。催眠遊戯と催眠実験を両方やってくださった方から、アンケートはがきが届いたりしましたし。次回作を作れそうなんで、そのときには、参考にしたいですね」

H「FDや追加アペンドを! という声もいただいていますが、作成するとしたら新作の方が優先になると思います」

お「あと、期待なさっている方には申し訳ないのですが、柳の姉たちに期待してはいけません」

お「両親が同じなんです。いきなり美女美少女ということは残念ながらありません。作中でも男子たちが触れていますが、柳の、あの顔と体格を女にしたようなのが4人いると思ってください」

H「それはそれで、新しい趣味に目覚めたりしませんかね(笑)」

お「細目丸ぽちゃ集団責め! ……どこかでやってみようかなw」

H「1シーンくらいなら、あり……なのかも?」

お「逆に、舞夜や流衣の家族は相当な美形が想像できますね。舞夜の母親なんか、ゲーム次第では十分以上に攻略対象たり得る美人人妻だと思います」

H「家族を攻略対象にする、というのは余力があれば、やってみたかったですねー」


・日高舞夜

司会「ではその、日高舞夜についてお願いします」

お「舞夜は、当初の予定ではもうちょっと背が高く、もうちょっと武闘派でした」

H「そうでしたね~」

お「身長は172cmで、渾名は『女モズグズ様』。『ベルセルク』に登場したキャラです。聖典で相手の脳天ぶち割る、ものすごい人」

お「『BMネクタール』の『レジスタンスのリーダー』もモチーフとして取り入れました。ものすごく穏やか、書斎で暖炉を前にセーター着てくつろいでるキャラが、ピンチに陥った時、豹変。自分に刃向かってきた相手を肉弾戦で圧倒しますが、その時の名台詞が『私を口先だけの書斎派インテリとでも思ったか?』しびれまして、今回の舞夜のキャラモチーフに採用」

お「……もっとも、モズグズにしろリーダーにしろ、さすがに凶悪すぎて引かれそうなので、マイルドにしましたw」

H「攻略対象としては、リスキーすぎますしね(笑)」

お「作品内では出てきませんが、舞夜は図書室にこもっているばかりじゃなく、けっこう体を動かしています。グラウンドをランニングしているし、休日はジムに通っていたりもします。個人的に、鍛えていない人間が強い、というのはあまり好きではないので……」
H「鍛えているからこその、引き締まったラインなんですね」

お「舞夜ルートで彼女とつきあうことになった柳は、半年ぐらいするとドワーフみたいな低身長マッチョになっていることでしょう」

お「舞夜については、今回のCGでは、脚を重視した構図を多めにお願いしました」

お「また、自分の好みもありますが、犬になって這い回る方では、あえて振り向かないままの絵をお願いして、意識していない無防備な下半身をじっくり見られるようにしました。女性の裏半面、うなじから背中、ヒップにふともも、膝裏なんかはみな大好きです」
お「あと、メガネの着脱機能が大好評で嬉しいです」

H「あれは、最後まで悩みましたね。無しか有りか。結果として、好きな人に両方楽しんでもらえるように、となりました」



・鵡川流衣


お「流衣は、特典小冊子で書かせていただきましたが、最初の頃の企画では、舞夜と対称的なロリ巨乳キャラでした」

H「しかも、たしかショートカットでした」

お「最初はキャラ2人で構想していた『催眠遊戯』でしたが、#defineさんが商業化し、それに伴いキャラをひとり増やすことになりまして……その時に、ロリ部分は蛍火に担当させて、巨乳、外国人の血という部分を流衣に残したんです」

H「ですね。性格も、当初の流衣とは大分かけ離れた感じになりましたー」

お「舞夜とキャラがかぶり気味ですが、そこはきっちり区別しました」

お「舞夜は、最初に催眠かけようとするあたりで、柳が何かしようとするといきなりさえぎる、というのを何度かやります。不安と、自分が主導権握ろうという意識のあらわれなんです。裏を返せばまだ自分に万全の自信は抱いていない」

お「でも流衣は、その点は年の功、相手の話をちゃんと聞いて、言いたいことを言わせた上で受けてくるんです」

お「舞夜はまだ未熟、流衣は大人という風に分けてキャラを作って描いていったのが、成功していれば嬉しいですね」

お「CGでは、ガラステーブルべったりが最高でした。おっぱいがガラスに押しつけられる、というシチュエーションのものは割とありますが、腰、太もももべったりというのはあまりないので、いい感じになりました。さよりさんにはひたすら感謝です」

H「あれは、エロくていい感じでしたね。流衣は、グラフィックチーフさんが一番気に入っていたキャラクターでしたね」

H「以外と、スタッフ内部で人気が分散していた感じかも。紫雲は想定外に、かなり人気が出ましたが」

お「また、流衣ルートの恋人ENDシーン、柳と並んで座っていますが……流衣の方が身長高いのに、座っていると柳の方が少々目が上なんです。つまり座高が……脚の長さが……似たような体型の身として、柳君がんばれと言わざるを得ません」

H「愛があれば、座高なんて!」

H「まあ、あそこのシーンの解釈も、色々あって非常に参考になりました。『幸せになった』、『自分の理想の人形を手にいれただけ』等、複数の視点の感想をいただけるのは、やはり、ゲーム制作をしていて、楽しみの一つですね」



・静内蛍火と友人たち

お「蛍火は、後からできたキャラなので、残念ながら、舞夜や流衣のような前設定はありません」

お「でも、悪い子にはならないように、気配り、他人への気遣いができるキャラにしました」

H「女友達、という感じになっていましたよね」

お「ほどほどにお馬鹿で、可愛い子です。一緒にいたら退屈しないでしょう」

お「舞夜、流衣に比べると『落とす』という要素は少ないものの、その分、催眠で人格色々変わったり、よりHになったりするというのを想定していました。積極的になりすぎて柳が圧倒されたり誘惑されたりする展開ですね。催眠抜きでもつきあえたかもしれない、という関係にしようかと」

お「ただ彼女にとって不運だったのは……友人たちが強すぎたw」

H「それは確かに。ショップさんの特典絵の時も『紫雲で』と指定をいただくとは夢にも思いませんでしたし(笑)」

お「沙流、紫雲、汐見については、ほとんど設定作っていませんでした。キャラデザをお願いするときに、それぞれ『遊んでいる感じ』『お嬢様風』『ぽっちゃり和み系』と決めたぐらいです」

H「でしたね。もともと友人ABCだったので、細かい指定はほとんどなかったかと」

お「でもそれで、さよりさんからいただいたデザインが、3人とも実にキャラが立っていて、即座にサブヒロインに昇格」

H「ええ。キャラデをいただいた時に、うあー、予算と時間があれば、攻略対象にしたかったーと思いましたね」

お「それまでは蛍火用に用意していたCGも、何枚かは、彼女たちへの誘導や操りに消費することに」

お「そして、実際にシナリオ内で動かしてみると、さらにどんどん個性が出てきました」
お「最初のうちは、沙流が本当のリーダーっぽく全体を見ていて、紫雲がいじめて蛍火が泣き汐見がなだめる、という関係を想定していたんですが」

お「書いていくと、沙流が長女、紫雲が次女、蛍火が三女で汐見がお母さん、のようになってしまいましてw」

H「バランスは良かったですね(笑)」

お「沙流は上から見ようとしているけどどこか抜けてるというか、甘い。実はお姫様願望ありますし」

お「紫雲は容赦ないけど少々近視眼で、ときどき引き際を誤って抜き差しならなくなってしまうことも」

お「蛍火は無邪気でお馬鹿で可愛くて……そして汐見が、ひそかに他の三人を上から見ていて色々フォローしている、というような関係に、自然となっていきました」

お「実際、色々と扱いが可哀想ではありますが、この四人組の中では、汐見が一番怖い人です」

お「ほわんとしてるけど、沙流、紫雲が舞夜をやっちゃえと言い出した時、否定してないですし、むしろ同調してます。態度に出さないけど、内心ではかなりムカついてるんですね。類は友を呼ぶで、沙流、紫雲とつきあえるだけのものは持っているんです」

お「油断してはいけません、紫雲に萌えている時もあなたの後ろに田浦汐見が……振り向けば、ほら、そこに……」

H「しおみー攻略したら、催眠でダイエットの手伝いをして美少女へ! とかもおもしろそうではありましたね」

お「いいですねえ。逆に紫雲が太ってむちむちにw」

お「……と、蛍火について話すはずが、なぜかこんなことに(汗)」




・その他のキャラ

お「実は、蛍火たちは『クラスで2番目に勢力ある女子グループ』として設定しました」
H「ですね。特典小冊子には、1番目のグループが出てきますし」

お「1番のグループは、パーティー準備のところで、柳が誘ったら鼻で笑われたと言及しています」

お「柳が本編の後、そちらのグループにも接触し、それぞれのメンバーにも催眠をかけてゆき、特典小冊子で描いたような展開になります」

お「……そちらも、小冊子を作成してゆくうちに、かなり個性派ぞろいとなってしまいました。がんばれ蛍火。メインヒロインの座を守るんだ!」

お「と、まあ、キャラクターについては大体そんなところです~」

司会「ありがとうございました」



○その他

司会「それで、おうかがいしたいのですが……今回の『催眠遊戯』がかなり好評とのことですが、次回作については……?」

H「作成するための前段階、という感じです。今は、おくとぱすさんに色々相談しつつ、土台作りをしている状態ですね」

H「ミドルプライスだから~。分量がなくて~という感想もかなりいただいてますので、フルプライスにしたいところですねー」

司会「なるほど、ありがとうございました。期待しています」

司会「では、最後に、何かありましたらお願いします」

H「defineでも催眠物と、あとはもう一つ別のが出る予定ですので、そちらもよろしくお願いします(笑)」

お「沢山の感想、ありがとうございました。すべて励みになります。特に、感想ハガキをお送りくださった方々、本当にありがとうございました」

H「ですね。アンケートはがきは、買って、切手を貼って、送る、ということまでしてくださっている方々のご意見なので、できるだけ参考にしたいですね」

お「参考になる意見、ご要望などは、可能な限りこれからも取り入れていきたいと思っております」

お「どうぞ、今後とも応援よろしくお願いいたします」

  1. 2012/11/26(月) 22:15:40|
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